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さんま
(秋刀魚)(英名:pacific saury)
北太平洋から日本海にかけて分布しています。日本の近海では、秋から冬にかけて九州の南まで南下し、春になると北海道沖まで北上していきます。
多くは2〜5月頃に、四国沖から関東沖で産卵します。卵は流れ藻などの浮遊物に絡みつくように産み付けられます。
群れで回遊する代表的な魚です。背が青く、腹は白いですが、これは敵から逃げるための保護色になっています。胃がなく、餌は直接腸に入っていきます。
現在では、輸入に頼らないで食べられる数少ない魚のひとつです。
さんまを獲る!
漁期は8〜12月で、北海道沖から常磐沖にかけての太平洋で漁獲されています。さんまの夜間光に集まる習性を利用した、さんま棒受網という漁法が有名で、ほとんどがこの漁法で獲られています。現在は資源保護のための漁獲枠があります。(漁法については
こちら
をご覧ください)
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