福島お魚図鑑
JF福島漁連








すずき(鱸)(英名:japanese sea bass perch)

 日本各地の沿岸に分布しています。春から夏にかけては餌を求めて沿岸へ、秋から冬には越冬のため深みへと移動します。
 産卵は11〜1月にかけて、外海に面した岩礁域で行います。幼魚は、夏に内湾の藻場から河口の汽水域に移動し、秋から冬に深みに入っていきます。

 体は長く、側編しています。口は大きく、下あごが上あごよりも突き出しています。出世魚で、こっぱ(20cm以下)、せいご(約30cm)、ふっこ(約50cm)、すずき(60cm以上)と呼び名が変わっていきます。
 すずき目には約8,000種の魚が含まれていて、魚のなかで最も大きなグループです。

すずきを獲る!
 定置網、刺し網、一本釣りなどで漁獲されます。遊魚の対象としても人気のある魚です。
 豊間のすずき釣りは有名で、テレビでも何度か紹介されています。夏になると多くの船がすずき一本釣り漁を行っています。(漁法についてはこちらをご覧ください)
 
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